二人は一生懸命考え

ついに世界はできた

カナリア「ティノ!この子達を最初に

世界に移動するけど大丈夫ですかね?」

三人の手を取り歩いてくる

ティノ「ん…?どれどれ…?」

カナリアが連れてきた三人を

興味深く眺める

??「あ…あの…私はリア・ルナです…」

黒い髪に黒い瞳

夜を思わせるような女神がおずおずと

挨拶をする

??「俺は エリシア・スコティ よろしく」

金色の髪に金色の瞳

カナリアの子供かと勘違いするような

神様が淡々と挨拶をする


??「私はイル・グランジュテ よろしくお願いします♪」

桜色の瞳に桜色の髪

優しい笑みを浮かべ挨拶をする

ティノ「…よろしく三人とも」

ニコと笑い挨拶をする

カナリア「で ここからなんだけど!試作の為

少しリアを変えるのよ

黒い姿を白い姿に

名前は月波リアに」

世界作りの為と念を押すように

いいリアの頭を撫でる

ティノ「…いいんじゃないか?」

深く考えず頷く

今 思えば

この時 リアを変えるのを止めるべきだった

エリシアをよく見ておくべきだった

イルを守れば良かった

けど

当時の俺は考えていなかったのだ