私をぎゅっと抱きしめていた腕が
そっと離れて
甘い甘いキスが降ってきた



私にも生きる価値があるんだ…

私が天音の生きる価値になるんだ…


雨の日の奇跡ってこの事かな…



「春、ずっと俺のそばにいろよ
はるは金なんじゃ図れないほど
価値があるよ」





end.