「でもさ、俺ははるのことが
ほんとに好きなんだなーって思った

はる…

はるが生きる価値って
俺と居ることじゃ生まれないのかな?」


「天音…」


天音がぎゅっと抱きしめてくれる

それだけで生きているのが
しあわせだって思える