「なぁ、俺とゲームしない?」

玄関のドアに手をかけた私に
後ろから耳元に囁く

「な、なんの…ですか…」


ドクン、ドクンと胸が騒ぐ

「1か月、ここに住んで
君が夜の世界から抜けたら俺の勝ち」

「なんですか、そのゲーム
私にメリットないじゃないですか…」