俺が好きって認めれば?【完】

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翌朝、下駄箱で美冬と合致すると、一緒に教室へと向かっていた。





昨日はあれから美冬と帰り、教室で起きた出来事を話しておいた。


美冬は「へー意外だね」との声を上げ、私の話を聞いてくれた。





「でさ~、昨日やってたテレビが面白くて…って、あれ」





他愛のない会話をしながら、教室までやってくると、その光景に目を丸くさせた。





「ん?どーした恵那?…あ」





「あそこって私の席、だよね…?」





視線の先、そう私の席に恭哉君が座っていたのだ。





なんで恭哉君が座ってるわけっ!?





それにそのせいで、いつもは恭哉君の机に群がってる女の子たちが、私の机の周りに集中していた。





教室へと入り、女の子たちの間を縫って、自分の席へと向かう。





そして、視線が重なったのを合図に、恐る恐る口を開く。





「あのー恭哉君?そこ、私の席のはずなんだけど?」





「やっと来たか。来るのが遅いんだよ」