俺が好きって認めれば?【完】

そう言って恭哉君は、何かいいことを思いついたようにニヤリとした笑みを浮かべた。





「そんなの私知らないもんっ!恭哉君の言いなりになんてならないし!」


「うるさい。俺の言うことは絶対なんだよ」


「なにそれ!その発言どこの大王様よ!」





と、なんやかんや話をしていると、焼却炉までゴミ袋を運び終えた。





とりあえず、無事に掃除も終わったことだし、一応お礼だけは言っておこうかな。


手伝ってくれたおかげで早く終わることが出来たんだしっ。





教室へと戻る途中で、私はわざとらしく咳払いをし、恭哉君の目の前に立つ。





「手伝ってくれて、ありがとねっ」





「はいはい」





折角お礼を言ったのに、軽くあしらうような返事をされる。





…まっ、いっか。


一応お礼は言えたんだし。