大きなため息を零す。





このままじゃ、お先真っ暗だよ。





「一ついい考えが思いついたよっ!」


「えっなになに?」





と、前のめりになりつつ、遊君の言葉を待った。





「皆で遊んで、友達になるってのはどう?」





「……へ?」





つい、間抜けな声が出てしまった。





皆で遊ぶ…?


友達になる…?





私は目をパチパチとさせ遊君を見る。