俺が好きって認めれば?【完】

気長に待つ…?


何の話だろう。





「………1分1秒でも触れていたいし」





「…………へ?」





ボソッと小さな声で呟かれたそれは私の耳には届かなかった。





そして次の瞬間、掴まれていた腕をグッと引き寄せられ体勢を崩す。





気づいた時には恭哉君の綺麗な顔が私の視界一杯に広がっていた。





へっ…恭哉、君…?





恭哉君の顔が段々私へと近づくのがスローモーションで見えた。





あっ、キス…される…。





そう直感し、目をギュッと瞑った時だった。





バーンッ!!





「えっ!?」





校舎の外で大きな打ち上げ花火が上がったのだった。