俺が好きって認めれば?【完】

きっと、あと30分くらいは戻って来ないよね。





窓の外から声が聞こえ、視線を向ける。





グラウンドでは部活に励む、生徒の姿が伺えた。





わ~みんな楽しそうにやってるな~


私ももう少し運動が出来れば、何か部活入りたかったな。





私の学校では部活の加入非加入は自由なため、私はどこの部活にも所属していない。





あ~…ボーっとしているのも退屈になってきた。





なんか眠くなってきたし、ちょっとお昼寝しようかな~





大きな欠伸をし、机に頭を預ける。





窓の外から聞こえる声が、いいBGMになりそう。





美冬が戻ってきたら起こしてもらおっと。





そして私は数分後、意識を手放したのであった。