今日も楽しいお昼休みになると思っていた、そんな時だった。





「えっと…?」





「あなたが、沖原恵那?ちょっといいかしら」





突然私たちの机へと、数人の女の子がやってきたかと思うと、そんなことを言ったのだった。





この女の子たちは誰なんだろう…。


それに私に用って一体、なに…?





女の子たちの様子から、ただならぬ雰囲気を感じる。





ピリリとした空気に、何も言えないでいると…





「それ、ここで話せないの?」





美冬が冷静な口調で口を開いた。





「部外者は黙っててもらえるかしら」