関わるなって言ったし、もう大丈夫だと思うけど。





からかうなら、もっと他の子にしてよね。





恭哉君に相手にされたい女の子は、いっぱいいるんだし。





私を相手にするだけ時間の無駄だよ。





そして我が家へとたどり着き、リビングのソファーに倒れる。





…なんでだろ。


心臓がドキドキ言ってる。





胸に手を当て落ち着かせようとすると、先ほどの光景が頭を過った。





「…っ!思い出したちゃだめ…!」





ソファーから飛び起き、頭を左右にブンブンと振る。





もうっ~!


なんで恭哉君が頭にいるの~…!