俺が好きって認めれば?【完】

ある意味恭哉君なら、気を遣わなくてもいいし楽だな~





そして、近くも遠くもない距離を保ちながら、分かれ道までやってきた。





「じゃあ、私こっちだから」





「そうか…あ」





恭哉君へ背を向け歩き出そうとする。





すると、突然私へと歩み寄り、手を伸ばしてきた。





えっ、なに…!?


やばいっ、また襲われる…!





私は反射的に目をギュッと瞑り、怯えるように首をすくめた。





すると…





「ゴミついてるぞ」