「爽ちゃん、果歩ちゃんおはよ‼」
教室に入ると、口々にみんなから挨拶される。
私と果歩ちゃんもみんなと挨拶を交わし
それぞれの席についた。
「そういえば、爽ちゃん今日からバイト始めるんだよね??」
「うん‼そうだよ。」
そう。私は今日からバイトを始める。
一応、ここは特進科だからある程度の理由がないとバイトはできないが
私は内緒でバイトを始める。
「私もバイトしようかな??でも、バイトしてたらここのレベルついていけなくなるしな…」
果歩ちゃんが横でそうぼやく。
「今は勉強に集中してある程度落ち着いてきたら、バイト始めればいいんじゃないかな??
ほら、もうすぐ中間だし。」
「そうだね‼じゃあそうしよ‼」
ちょうど、果歩ちゃんがそういったとき1時間目の始まるチャイムがなった。
