次に、ハンディーの使い方を教えてもらった。
ちょっと使うのは難しいが慣れればなんとかできそうだ。
「じゃあ、さっそくだけどホールにでよっか。」
楓さんにそう言われ、私はホールに足を運んだ。
ホールにつくと、もぅ青葉くんがいた。
できたばかりのお店であまりお客さんはいない。
「お客さんがいないときとかは、全然話しても大丈夫だからね。
ちなみに、店長は基本午前であがりだけど
なにかあったら、そこにある電話で店長に電話してね。
一応、店長がいないときの責任者は私だから。」
高校3年生で、責任者って…
楓さんは私が想像してる人よりはるかにすごい人なんだ。
「青葉くん…」
お店がおちついていて、楓さんも裏に行っちゃったから
私は青葉くんに声をかけた。
