One's first love〜俺様彼氏に惚れちゃって…。〜

「キャッ?!」



慌てて高内にしがみつく。



「重いよ、下ろして。」



高内はベーッと舌を出して拒否した。


そしてベッドにストンと私を下ろし、隣に寝転がった。



《一緒に寝よう。》



私に見せるなり、ホワイトボードを横に置き、枕に頭を置いた。



高内は苦しくないくらいに私を抱き締めて寝てくれた。



「おやすみなさい、高内。」



高内は返事の変わりにオデコにキスしてくれた。



私は久し振りに幸せな気分で眠りに落ちていった。