One's first love〜俺様彼氏に惚れちゃって…。〜

「ゴメン。」



シュンとした私に慌てたのか、高内はまた優しい書き方に戻った。


《とにかく、隠し事はお互い無しにしよう。》


「うん。」


《あと、もうちょっと甘えてもいいぞ。》



高内は照れたように書き足した。



「うん、わかった。」



高内はポンポンと私の頭を叩くと私を抱え上げた。