One's first love〜俺様彼氏に惚れちゃって…。〜

「高内?」



高内はまた私を抱き締めた。



そして、私を両足の間に挟んで、目を合わせた。



それからホワイトボードを掴み、サラサラとペンを走らせる。



《ゴメン。》



「ううん。」


《なんで寝たんだ?》


「落ち着こうと思って。」


《なんで?》


「高内が無視したから。」



高内は渋い表情で私の頭にコツンと顎を乗せた。