One's first love〜俺様彼氏に惚れちゃって…。〜

肩を叩いてみる。



やっぱり無視。



私は落ち着こうと、家から持って来た毛布を被った。



子供っぽいって言われるかもしれないけど、小さい時、お母さんが買ってくれたモノなんだ。



だから、必然的に私の癒しのアイテムになっていた。



部屋の隅っこに寝転がる。



なぜか隅の方が落ち着く。



目をつぶっていると、床が振動して高内がやって来た。