10分くらいして、携帯が鳴った。


メールを見てみると、



《着いた。》



…私に負けず劣らずなメールだった。



「よし…!」



《日曜日、ご飯食べに行こ?》



勇気を出して、送信してみた。



送信ボタンを押した指が震える。