そしてそれは当然現実になった。



「なんでそんなコト言うの?!」



女の子達は、瘋人に‘カス’だの‘性格ブス’だの‘クズ’だのを連発され、涙目になった。



「てめえ等がコイツ物置に閉じ込めたからだろうが!」



ガンッと壁を殴られて、ビクッと震える。



「漫画みたいなコトあるんだねぇ。」



班長はのんびりと言った。



そんな班長を振り返って瘋人は言った。



「琉、お前もなんか言ってやれ。」



班長は待ってましたとばかりに笑みを浮かべて、歩いて行った。