One's first love〜俺様彼氏に惚れちゃって…。〜

「えっと、みんな来てくれたのは嬉しいんだけど、そろそろ帰らない?」



大ブーイング!



みんな口々に怒鳴り始めた。



「わかったわかった!」



私は必死になって声を張り上げた。



「穂衣!俺、もう穂衣をいじめないって約束してもらうまで帰らないから!」



陽亮が額に筋を立てて抗議した。



みんなも頷く。



「ていうか、瘋人止めろ、穂衣。」



お兄ちゃんが瘋人を顎で指す。