「ていうか、穂衣いじめた人達って?」


「えっと、たぶん、ここ。」


「たぶんかよ。」



ため息をつく高屋を怒鳴り返した。



「うるさい!
普段関わらないんだもん。」



とにかく、と場を静めたのは例の如く班長だ。



「入ろう。」



班長の声が引き締まった。