「スイカっていつも大事なコト黙ってるよな。」



高屋がため息をつきながら言った。



「うるさい!」



なんて言い争っていたら教室の前。



「へぇ、奏原さんは文系だったんだ。」



班長が教室の札を見て言った。



「はい、理数系全く無理で。」


「文系もだろ?」



瘋人が呟いた。



足を軽く踏んでやった。



へっ…!