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私達が入って行くと、学校は騒然となった。



女子は瘋人、班長、陽、高屋を見てキャアッと黄色い声を上げ、男子は縄張り意識が強いのか、女子の視線を集めているのが気に食わないのか、怒鳴る奴がいた。



でも瘋人に一睨みされ、すごすご退散する。



「バカだねぇ、アイツら。
黙っていれば恥かかずにすんだに。」



津山先輩はハッと息を吐く。



「確かに。
男って悲しい性分を持っているんだよね。」



班長も苦笑い。



その時、瘋人に呼ばれた。