「苦し…。」 



心配そうに覗き込んでくる。



私は無言で高内にもたれた。



苦しかった…。



《そろそろ寝るか。》



私を気遣ってか、高内はそう書いてよこした。



私は頷いて、高内にしがみついた。



高内も慣れた手つきで私を抱え、ベッドに連れて行った。