次の日......

暑い......

そう思って目を開けると目の前が真っ暗だった

不思議に思って顔を上げるとグクの顔

しかも背中にはグクの腕ががっしり

痛い......

コンコン!!

テヒョン「レオ〜?グク〜?起きて〜」

グク「んん〜」

『起きて......行くよ』

グク「まだ眠い......」

『僕も......歩けない』

ジミン「レオ〜?グ、あーー!インチキ!何してるの?!グク」

ジミンか大きな声を出したからジン兄さん以外の人が集まってきた

ホソク「グク?離れろ?」

『何怒ってんの......ていうかジン兄さんは?』

ナム「ジン兄さんはどんなことをしても起きないんだよ」

『僕、起こせる......』

そう言ってみんなでジン兄さんの部屋に向かった

『ジン兄さん......起きて』

ジン「いや......」

『あっ、言い忘れてたけど僕昨日でグクと付き合うことになったから』

BTS(ジン以外)「はっ?!」

バッ!

ジン「ほんと?!」

『その前に、目は?』

ジン「覚めた!!で?ほんと?!」

『嘘......早く起きて、僕、先行ってる』

ジン「僕も行く!」

ナム「凄いね、あれで起きるって」

『簡単、ジン兄さん、シスコン、付き合う、怒る、起きる』

テヒョン「すご〜い」

『眠い......』

グク「昨日寝れなかったの?」

『寝てたけど......途中からあんま寝れなかった』

ジン「グクに何かされたの?」

ここで本当のこと言うとめんどくさいからな

『ううん、ただ眠れなかった』

プルルル!プルルル!

『もしもし』

テミン「あぁ〜俺だけど今日どうする?俺迎えに行く?」

『あぁ〜うん、来て準備するから』

ピッ!

僕はご飯を食べないで制服に着替えた

今日は暑いからな滅多にしないポニーテールをしてリビングに行った

ピーンポーン!!

『早......』

『じゃあ僕先行ってるから』

ジン「うん!学校でね!」

『お待たせ、』

テミン「じゃあ行くぞ」

まだ時間に余裕があるから僕達はゆっくり話しながら歩いていた

気づくと周りには生徒達がいるし

後ろにはジン兄さん達がいる

しかも殺気付きで僕達を見てくる

テミン「めちゃ見てね?」

『だね、ほんとに辞めてほしい』

テミン「そう言えば今日の番組の収録少女時代さんとIUさんが来るぞ」

『ほんと?!マジで?!』

多分僕の顔は満面の笑みだと思う

少女時代さんとIUさんは僕の大好きな歌手だ

『サイン貰えるかな?』

テミン「逆にあっちがサインもらってくるんじゃないのか?」

『はぁー放課後なって欲しい』

テミン「ほんとに好きだよなwお前とは思えない明るさだし」

『まぁね』

僕達は靴箱に向かった

ガチャ!!

『今日もか......』

ん?ラブレターだって?

違う違う。いじめの紙だよ

グク「おはよ!!」

バタン!

『......』

テヒョン「あれ?お・は・よ!」

『おはよ......』

ダヒョン「レオ!!」

ギュッ!

ダヒョン「寂しかったぁ〜!」

『昨日もあった......今日の朝もメールきた......寂しくない』

ツウィ「ダヒョン姉さんって本当レオちゃんのこと好きですね」

『......離れて』

ダヒョン「なんで?!」

『僕、教室行く......ツウィさん行こ』

ツウィ「さん付けしなくていいよ」

『......』

ジン「あぁ〜、レオはさん付けか、オッパ、オンニ呼び方兄さん呼びとかしか出来ないんだ」

ツウィ「そうなんですか。じゃあオンニでいいよ」

『分かった、ツウィオンニ行こ......』

ナヨン「じゃあ私達もオンニって呼んで!」

『はい、ナヨンオンニまた......』

ナヨン「きゃーー!!レオちゃんにオンニ呼びされた!」

テヒョン「僕達は〜??」

『テヒョン......オッパ』

テヒョン「あぁ〜もう可愛い」

ギュッ!

ドカッ!

ジン「やっぱり、テヒョンは馬鹿だな」

『ごめん......』

『早く行こ......ツウィオンニ』

?「レオ〜!!!」

僕は呼ばれて前を見た

ギュッ!!

『おはよ......ミヤ......』

ミヤ「おはよ!!」

この子はミヤ、男の子で僕の幼なじみ

『離れようか......殺気がやばいから』

ミヤ「ジンさん達殺気やばいですよ!」

ミヤ「って......なんでレオがTWICE、BTSの皆さんと?」

『別に......早くミヤ2年のところに行きな』

ミヤは僕の1個上で2年生なんだ

ミヤ「は〜い......」

それから僕はツウィオンニと教室に向かった

それから、授業を受けて今はお昼休み

僕はご飯を食べないから生徒会室に向かった

僕は、入試で満点?だったみたいで生徒会長になった

いやいやだけど、会長の仕事で授業はサボれるし、生徒会室も使えるからいいけど

プルルル!プルルル!

さっきから、ジン兄さんからの着信がすごいけど無視してる

プルルル!プルルル!

『もしもし......』

テミン「おい!お前今どこにいるんだよ!」

『なんで......』

テミン「なんでって!BTSがお前のこと探してるからだよ!俺のところにもさっき来たし」

『今はいないのか?』

テミン「あぁ、知らないって言ったら走ってどっかいったよ。めちゃ怖かったぞ、いつもは明るいジンさんなのに今はファンの女達にも冷たいし、」

『あぁ〜着信来てるけど無視してる。』

テミン「マジかよ......で?今どこなんだ」

『生徒会室......』

テミン「了解、今から行くから」

ピッ!

コンコン

ガチャ!!

テミン「よ!」

『何汗かいてんだお前......』

テミン「走ってきたんだよ!」

『そうか......ジン兄さん達のシスコン振りにも呆れた......』

テミン「お前のためじゃないのか、あのことを忘れさせるための」

『......兄さん達がどんなことをやっても僕はあのことを忘れない......でも、兄さん達が今明るければそれでいい』

『僕のことなんかほっとけばいいんだ』

テミン「お前......」

ドンドン!

『もうバレたか......』

ガチャ!

僕は窓を開けて足を外に出した

テミン「おい!」

『いいから開けて』

ガチャ!

ジン「レオ!!」

『ジン兄さん、それ以上怒ったら僕、ここから飛ぶよ......』

ジン「!悪かったから怒らないから!ね?」

『で?なんで僕を探してた......』

ジン「だって、お昼ご飯食べようと思ったらツウィさんがいないって言うから」

『あぁ〜、ってファンの子にも冷たくしたんだって?ファン減るよ?』

ジン「僕はレオが僕達のファンってだけで十分!」

『はぁ......』

この人はどうしようもない馬鹿だ

ガチャ!

ダヒョン「レオ〜!!!会いたかった愛しの妹!」

『重い......』

ナヨン「レオちゃん、私たち今から仕事でスタジオに行くんだけど来る?」

ジミン「僕達も行かないとじゃない?」

僕はこっそりテミンを見た

するとスケジュール帳を見ている

テミンは僕に向かって口パクで仕事といった

『はい、一緒に行きます』

『すみません、テミンもいいですか?』

ジョンヨン「うん!行こっか!」

モモ「それにしても本当にレオ可愛いね」

『ありがとうございます』

サナ「照れたりとかしないの?」

『考えてください、兄さん、シスコン』

ジヒョ「あぁ〜言われすぎて何も思わないか」

『はい、その前に僕に可愛いはないです』

全「(無自覚)」

ミナ「レオは好きな歌手とかいるの?」

『僕はIUさんと、少女時代さんが好きです』

『あ、あとTWICE、BTSも好きですよ兄さん達がいますし』

ミナ「ダヒョン達がシスコンになるのも分かるわ」

チェヨン「身長おっきいね〜ツウィを越してるし」

『はい、何故か大きくなりました』

ツウィ「聞いてください、レオ凄いんですよ今日、授業で大学の問題をスラスラ解いたんですよ」

ユンギ「頭いいのか?」

『わかんない......』

ジン「ん?レオ、ナムのIQより上じゃなかったか?」

『覚えてない』

ホソク「え?!ナムより上って!凄い!」

ナム「凄い、僕も勉強教えてもらお!」

『まぁ大学のとかは教えられますよ』

ジミン「僕もお願い!」

『はい、』

ミヤ「レオ!!ちょっと来て!」

『すみません、少し待っててください』

『どうした?』

ミヤ「これ......」

ミヤは僕に手紙を渡した

その手紙を見てみると

゛なんで引っ越したの?僕から逃げるため?違うよね?それになんで男と住んで仲良く登校してるのかな?君は僕のものだよね?でも大丈夫、あとすこしで迎えに行くよ゛

『......どこにあった』

ミヤ「僕のカバンの中......ねぇもうジンさん達に言おうよ」

『ううん、ジン兄さん達には言わない、』

ミヤ「でも!!」

『いい?言わないで、言ったら友達やめるからね』

ミヤ「分かった......手紙が来るだけ?他はない?」

『うん、大丈夫じゃあまたね』

女「レオ様!」

『ん?どうしたの?』

女「もうお帰りに?」

『うん、ちょっと用事があって、そのチョコは?』

女「あ、レオ様がチョコがお好きと聞いて作ってきたんです」

『ありがとう、美味しそう。じゃあまた明日ね!』

ジン「どうしたの?」

『ううん......早く行こ』

僕達は車に乗ってスタジオに向かった

僕はテミンが最初は怪しまれないように見学しとけと言われたから今TWICEメンバーのパフォーマンスを見てる

ダヒョン「レオちゃんも一緒にやってみない?」

『いいよ......僕は』

ダヒョン「私のパート歌ってみて!できるでしょ?」

『分かった......』

僕は記憶力がいいから他のグループの名前
パート立ち位置など全部覚えてる

ダヒョン姉さんのパートを歌い終わった

ナヨン「凄い!間違えないで全部歌ってたね!」

『ありがとうございます......』