「成瀬忠夫。売春斡旋、及び、不正金融取り引きで逮捕状が出ている」
そんな声が頭の端で聞こえた気がした。
「お兄ちゃん! 修平くん!」
幸恵の声がした。
「無事で良かった」
幸恵に抱き締められている感じがする。
警察に救われたと把握するのに、かなりの時間を要した。
幸恵が交番の警察官に援けを求めたようだ。
沢山の刑事たちが家宅捜査を始めた。
かと思ったら俺の身体が宙に浮いた。
担架に乗せられたのだと分かったのは、救急車の赤色灯が見えたからだ。
視界の端に、パトカーに乗せられる幸恵の姿が入った。
売春容疑だろうか。
「幸恵は何も悪くないんです! 売春は強要されていたんです!」
晴男の叫び声が虚しく響いた。
所詮、俺たちは殺人犯の家族だ。
何を言っても認めて貰えないだろう。
× × × × ×
そんな声が頭の端で聞こえた気がした。
「お兄ちゃん! 修平くん!」
幸恵の声がした。
「無事で良かった」
幸恵に抱き締められている感じがする。
警察に救われたと把握するのに、かなりの時間を要した。
幸恵が交番の警察官に援けを求めたようだ。
沢山の刑事たちが家宅捜査を始めた。
かと思ったら俺の身体が宙に浮いた。
担架に乗せられたのだと分かったのは、救急車の赤色灯が見えたからだ。
視界の端に、パトカーに乗せられる幸恵の姿が入った。
売春容疑だろうか。
「幸恵は何も悪くないんです! 売春は強要されていたんです!」
晴男の叫び声が虚しく響いた。
所詮、俺たちは殺人犯の家族だ。
何を言っても認めて貰えないだろう。
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