本気で人を好きになるなんて考えもしなかった。
もちろん陽菜乃の事もあるけど…
一人の女の子を夢中になるなんて、今までなかったし。
これから先もないんだと勝手に思い込んでた。
諦めた方がいいんだって分かってはいるけど、何故だろう。
「慎也さーん! お待たせしました!」
エミリーを見ると抑えが利かないんだ。
俺に駆け寄ってくるその姿に愛しさが込み上げてくる。
でも…好きになればなる程、どう接すればいいのか分からなくて。
俺の中の色んな感情が混ざりあう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…