俺用に置かれた書類の量を見て、エミリーが呆然として。



「わ、私は自分の分やりますから...」


「大丈夫大丈夫。エミリーの好きなだけ置いといてくれて良いからさ?」



そうじゃなきゃ残った意味がないしね?


それを聞いたエミリーは困惑しながら、ちょっとだけ書類を重ねた。



「すみません...私の作業が終わったらお手伝いしますから!」


そう言って、自分の持ち場へと彼女は戻っていった。