「いや、海?そんなに普通の顔していわれても」


結婚するっていった訳でもないのに大袈裟すぎだろ

婚約っていったって書類も何も無かったぞ?


いや、婚姻届けをもらって名前は書いておいたな
すぐさま嵐さんに回収されたが


「たかが婚約、されど婚約だぞ?」


「お前らは俺と凛が離れるとでも思っているのか?」

「「「「ないな」」」」

声を揃えていう


婚約なんて俺らにとってはしても
しなくても同じかもしれないが
それでも嬉しいものはある


「そっかそっか、海が婚約か」

「いわれてみれば出会った時からって感じだよな」


どうやら納得したようだ



「夕日達にも報告するか?」

「明日行くしちょうどいいじゃん」


そういえば明日は夕日の所に行くんだっけか

あいつが何か騒いでたからな