今日は赤間のさよならパーティー
愛と一緒に何でも揃ってるって有名な
スーパーに来ている
「これくらいでいいかなー?」
「んーあっ、まって
卵忘れてた!」
「あ、小麦粉も切れてたんだ!」
買い忘れがないか確かめながらも
バタバタと買い物を終えた
「あーあ、赤間行っちゃうのかー」
「だねー」
正直顔は彼氏である喜一よりもタイプだった
密かに拝んでいたことは自分だけの秘密である
結局最後まで謎だったな
「こんなに一緒にいたのに
赤間のこと全然知らないや」
長い間一緒に住んでいたのに
何も知らない自分が嫌になる