「そっか…おめでとう」

要は唯一俺の名前と家出の理由を知ってる


他の4人もそれにつられるように次々とおめでとうといってくれた



「ありがとう…
今まで本当にありがとな」



事情は知らなくても長い間いた場所だ

やっぱり少し寂しい



「いつでるんだ?」


「明日準備して明後日には出ようと思う」


「そうか」


少し暗い雰囲気になる


「よしっ!
じゃあ明日は赤間のさよならパーティーだね!」

「そうだね!
梓と赤間の好きな物いっぱい作るよ!」


この空気を壊そうと明るくいってくれた