真・偽


「海……

どうしたの?」



すると海は焦ったように空くんのほうをみると



「‥‥何でもない」


そういって抱きしめ返してくれた



その後りんの耳をふさいで嵐に何かをいっていた



こっちの様子を見ていたみんなも

いつのまにか何もなかったように騒がしくなっていた



海はみんなが帰るまで離してくれなかったから

動きにくかったけどね








「海、そろそろ俺らも帰るぞ」



「やだ」




そういって離してくれない海は可愛い


でもそろそろ離れてほしいな



「海、楓さんも心配しちゃうよ」



「心配しとけばいい」




‥‥可愛い


じゃなくて!




「じゃあ今度また泊まりにきて

だから今日は、ね?」



「……わかった」




しぶしぶだったけどやっと離れてくれた



空くんとりっくんは海に聞こえないように

「ありがとう」といい、


海を連れて帰っていった