凜の両親、聡と七実は
隠れて結婚していた
聡のほうは弟の総だけに伝え家をでた
七実のほうは二番目の姉、
来実だけに言い家をでた
そう、二人とも家族と
うまくいってなかったんだ
聡は父親とケンカをして
そのまま一人暮らし
それから二年後に偶然会った総だけに
結婚することを告げた
七実のほうは母は既に亡くなっており父は海外、
三人の姉と妹一人の5人で暮らしていた
もともと家にいることの方が多かったため
家事は全て七実に任されていた
それに加え、姉に物事を押し付けられ
さらに辛い生活がはじまった
そこで唯一の救いだったのは
2番目の姉 来実と妹
来実は家事を全てこなす七実を心配し、
手伝ってくれた
妹は、まだ小学生だったが
よく来実や七実と家事をしていた