「あのっ、私達と仲良くしてもらえませんか?」





勇気を出して言ってみたのに返ってきた答えは









「無理」









たった2文字





だけど透き通るような声に心が跳ねる




それを聞いた梓はさっきとは違い

「いいじゃないですか~」

なんて甘えた声を出す





しかし海さんは完全無視で、何もいわずに歩きだした




「あっ海様~」





すると海さんの後ろにいた朝日さんが来た





「ごめんね、だけどもう近づかないほうがいいよ」





そういって黒い笑みを浮かべた