そんなこんなで、私の長いようで短い朝は終わる。
お母さん、お父さん、お兄ちゃんと四人暮らしの我が家。
六時頃に起きてくる三人と一緒に朝ご飯を食べて、七時半になったら同じ高校に通う三年生のお兄ちゃんと登校するのが日常だ。
普段から、
「望叶ちゃん、まじ可愛いよね」
「付き合いたい」
なんて言われる私だけど、残念ながら今は彼氏がいない、全くのフリー。
とはいえ、恋愛経験ゼロな訳ではなくこれまでのそれなりに付き合ったことはあるし……しかも、みんなそこそこのイケメンだったし。
私の通う高校は、偏差値がそこまで高くないのもあってかその分顔面レベルが高め。
もちろん、たまに「あれ?」って思ってしまうほどのブスがいることもあれば、
校内美少女グランプリなるものでは、私がトップの座を頂いた。
私から見たら、興奮するほど可愛い子はいないんだけど、一般ピープルの目線で考えると相当なものだろう。
その中でぶっちぎりで可愛い私ってすごくない?最高じゃん。
無自覚のふりをしながら、そんなことを心の中では考えているなんて口が裂けても言えない。
お母さん、お父さん、お兄ちゃんと四人暮らしの我が家。
六時頃に起きてくる三人と一緒に朝ご飯を食べて、七時半になったら同じ高校に通う三年生のお兄ちゃんと登校するのが日常だ。
普段から、
「望叶ちゃん、まじ可愛いよね」
「付き合いたい」
なんて言われる私だけど、残念ながら今は彼氏がいない、全くのフリー。
とはいえ、恋愛経験ゼロな訳ではなくこれまでのそれなりに付き合ったことはあるし……しかも、みんなそこそこのイケメンだったし。
私の通う高校は、偏差値がそこまで高くないのもあってかその分顔面レベルが高め。
もちろん、たまに「あれ?」って思ってしまうほどのブスがいることもあれば、
校内美少女グランプリなるものでは、私がトップの座を頂いた。
私から見たら、興奮するほど可愛い子はいないんだけど、一般ピープルの目線で考えると相当なものだろう。
その中でぶっちぎりで可愛い私ってすごくない?最高じゃん。
無自覚のふりをしながら、そんなことを心の中では考えているなんて口が裂けても言えない。
