南くんのトリコ


こんな拷問、あなたなら耐えられますか?


「はぁーー。」


私はその場で大きなため息をこぼしてしまった。


「なに?」


突然、南くんから話しかけられてびっくり。


「あ、ううん。なんでもない。でも、少し言うならもっとラブラブしたいなぁ~なんて…。」


南くんは1度こっちを見てまた、目を逸らした。


「・・・・・・」


え、?無視ですか、南くん?


「あの、南くん?」


「来週、日曜日予定ある?」


「え、別にないよ?」


「空けといて」


「なんで??」


「デートしよ。ラブラブしたいんでしょ?」


one more time please.


「え、で、デート!?じゃあ、1日中南くんと一緒にいれて、南くんを好きなだけ見れて、あんなことやこんなこと( *´艸`)グフフ」


「おい、何考えてんだよ」


ダメダメ。いまは、デートのことについて考えないと。


「ううん。なんでもない!それより、デート行こ!?」


「あぁ。」


そう言って南くんは滅多に見せない笑顔を私に向けてくれた。