漆黒の髪、白く陶器のような肌、真っ赤なクチビル、生気を失った漆黒の目

美しすぎる転校生は、俺たちに儚く見せた。

風が吹いて、靡くそいつの髪。

そいつが髪を耳にかける仕草にみんな赤面していただろう。

席は、俺の仲間の大河の隣。

早速、大河が話しかけるが、ビクッとしながら返事を返すだけだった。

ホームルームが終わり、そいつに話しかけに行くクラスメイト。

でも、やっぱりそいつはビクビクしてたから、そいつは何かあるんだなと確

信した。

「漣、行こうぜ。」

仲間に呼ばれて、俺もついて行く。

行先はもちろん屋上だ。

俺は、族に入っている。

桜龍という名前で、俺は総長だ。

いま、俺の周りにいるのは、全員幹部たちだ。