高校に入学して2ヶ月。

季節はいつの間にか雨ばかり降る6月に入っていた。



｢涼太〜おはよう〜｣



私、真白凛(ましろりん)
高校1年生。



｢凛か、おはよう｣



そして、この人が私の彼氏
白井涼太(はくいりょうた)
同じ年でそして私達は付き合っている。



｢今日は早いんだね｣



｢凛が早く来いって言ったからな｣



あれ？私のせい？
まぁ、いいか〜



｢てゆーか、今日は大丈夫か？｣



そう言って私の頭に手を置いてきた。
こういう所は本当にずるいと思う。