半分すきで半分きらい

「七瀬〜!」

呼びかけられて振り向くとそこには零がいた。

零は私の元彼の一番の親友で零という名前の割に明るい良い奴だ。


「別れたってまじ?」

「んー、そうだよ」

「あんなにお似合いだったのに?」

「飽きたって言われた」


零の隣には見たこともなかった男の子がいた。


「その子は?」

「あ、俺の親友ね、中谷。仲良くしてやってよ!」

「親友何人いるのよ」


その中谷くんという子は身長はやや低めで

なによりなんとなくだが、馬鹿そうだった。


「あ、新しいクラスの貼り紙貼られた!」

「じゃあ七瀬またな!あとはLINEして!」


うんと頷いて零たちは行ってしまった。

私も行かなきゃと貼り紙の貼ってある場所に向かった。