「……そんなの、愛じゃないじゃない」
「俺に愛があるから大丈夫」
「……」
私の気持ちはお構い無し?
「それより律は犯人に本当に何もされてない?」
そう訊かれて大事なことを思い出す。
「口を塞がれて、手首を掴まれたところにすぐに貴方が現れてくれたの……今更だけど、本当にありがとう」
この人にお礼を言うのを忘れていた。
慌てて頭を下げてお礼を伝えた。
「どういたしまして」
顔を上げると大満足そうな笑顔で返ってきた。
この人が来てくれなかったらと考えるだけでゾッとする。
「犯人は俺が幾ら注ぎ込んでも捕まえてやるから」
が、次の言葉にもゾッとした。
きっと病院のオネエサンもそうやったのね。
「俺に愛があるから大丈夫」
「……」
私の気持ちはお構い無し?
「それより律は犯人に本当に何もされてない?」
そう訊かれて大事なことを思い出す。
「口を塞がれて、手首を掴まれたところにすぐに貴方が現れてくれたの……今更だけど、本当にありがとう」
この人にお礼を言うのを忘れていた。
慌てて頭を下げてお礼を伝えた。
「どういたしまして」
顔を上げると大満足そうな笑顔で返ってきた。
この人が来てくれなかったらと考えるだけでゾッとする。
「犯人は俺が幾ら注ぎ込んでも捕まえてやるから」
が、次の言葉にもゾッとした。
きっと病院のオネエサンもそうやったのね。



