このバイトはかなり自由で、リーダーから渡された仕事は作業台なら何処でやっても良いし、軽いお喋りならオッケー。
ちなみに作業台は一つにつき六人は使えそうな位の大きさのものが十個程並べられているのだが、私が一つの机の隅でいつも通りこっそりやっていたら、私の向かいを康介が占拠した。
しかも誘導尋問のように会っていなかった間の高校以降の話を根掘り葉掘り訊いてくる。
無視したいけれど、そんなことが出来ない私は仕方なく答えていく。
「また律に会えて良かった。これから宜しくな」
「うん」
笑顔で返しながら、バイト変えようかななんて最低なことを考えている私。
一刻も早く終業時間になって欲しい。
ちなみに作業台は一つにつき六人は使えそうな位の大きさのものが十個程並べられているのだが、私が一つの机の隅でいつも通りこっそりやっていたら、私の向かいを康介が占拠した。
しかも誘導尋問のように会っていなかった間の高校以降の話を根掘り葉掘り訊いてくる。
無視したいけれど、そんなことが出来ない私は仕方なく答えていく。
「また律に会えて良かった。これから宜しくな」
「うん」
笑顔で返しながら、バイト変えようかななんて最低なことを考えている私。
一刻も早く終業時間になって欲しい。



