う…そ……

え?本当に私がチームリーダーなの!?



「凛津ー!やったね!!チームリーダーなんて凄い」



会議が終わったあと、幸恵が私の所にきてガッツポーズをした光景を見て、さっきの事が夢じゃ無かったんだと再確認する。



「う、うん。ビックリして今でも信じられない」


「本当凄いよ!同期でチームリーダー第一号じゃん!」


「そっかそうだね。どうしよう!」



嬉しさと緊張と興奮で頭が混乱する。

だってまさかリーダーに選ばれるなんて想像もしてなかった。



「椎名」



そう誰かに呼ばれ、後ろをふりかえれば。そこに居たのは大和先輩で



「初のチームリーダーおめでとう」



「ありがとうございます!」



「今回俺のチームに椎名が補佐として居ないのは残念だけど、負けないからな」



もちろん大和先輩はチームリーダーに選ばれていて、いつも大和先輩の補佐役をする事の多い私だけど今回は違うんだ。ライバルチームにならないといけない。



「私も、負けません」



「あぁ、お互い頑張ろう」



大和先輩にも負けないような企画案作成頑張らないと。