帰ってきてから、急いでトイレに行った。



数分後………



どうしよう!赤ちゃんがいる!妊娠しちゃった!



杏に言うと、
「学園長に先に言うか、悠太朗に言うか考えな!」
私は真剣に考えて、悠に言うことに決めた。
「私、悠に言うよ!」
「…わかった。…じゃあ、帰るね。」
「ありがとう杏!」
そう言うと優しい笑顔を見せて帰っていった。



よし!悠に言うぞ!!
「…もしもし?…今から家に来られる?」
「はぁ?何言ってんの?」
「大事な話があるの!」
「わかった。学園長は?」
「まだ帰って来てないから!」「なら、今から行く。」
悠はパパのことが嫌い…苦手なのかな?
まあ、しょうがないよ!
頑固だからさ。



悠が来た。
「…話って何?…別れ話なら聞かねぇーぞ!」
「…それは、悠の返事次第!……私、妊娠したの!」
「!!!?……誰のガキだ?何勝手に他の男とやってるんだよ!」
「違うよ!悠の子どもだよ!」
「うるせー!!俺に口答えすんなよ!」
パシーン!
「いや!」
悠は髪の毛を引っ張ってお腹を蹴ってきた。
「!痛い!」
何を言っても聞いてくれない………



「…止めて…どうしたら止めてくれるの?」
「お前、自分の体で俺に愛してるって伝えてみろよ!」
何をすればいいのかな?



「服脱げよ!それで俺の前に立て!」
「…いや…」
「嫌なんて言わせねぇ!お前が他の男と作った子どもなんて、いらねぇ〜よ!」
「ちが…」
悠の目が怖い!
やるしかないよね…



「これでいい?」
「このタオルで目を隠せ!」
「隠したよ…。」
カチカチ!?
「!!何するの?!」
手錠をかけられてる…手が上がったまま動かない!



全身を舐めるように触ってくる………
「なに…感じてんの?こんなプレイが好きか?」
「…もう…もう…止めて!」
そう叫ぶと、口を塞がれた。