別のお話。


「そっか。そうだったね。ねえ、春人ー」

俺を真っ直ぐに捉えた視線がシヅキの瞳が小さく揺れる。



「あのね、付き合ってくれないかな?」

その声は夜の空気にすうっと消えていった。