別のお話。


シヅキが、大好きな人が言ったんだ。

いつかきっと見れる。

俺を心配してまた会いに来れたくらいだ。

それに比べたら星を届ける方が簡単そうだ。

そう思うと笑えた。

そんな風に思いを馳せて笑っているうちに、気づくと涙は止まっていた。