さっきから微妙に息の合う二人について行きながら、なんで俺はここにいるんだろうとなんとも言えない居たたまれなさに襲われる。 だけど凪はもちろんシヅキも俺のことを気にも留めないでどんどんさきへと進んで行く。 「さあ春。どれにする?」 売り場に着くと両手を広げながら凪が声を弾ませて聞いてきた。 「どれって言われても」 「もう!じゃあ凪が選んだげる!」 「私も選びたい!」 凪についてシヅキも売り場の中に消えていく。