「別にいらないのに」 「凪が買いたいの!今日はバイト?」 「ああ」 「明日は?」 「ないよ」 「じゃあ明日一緒に買いに行こう」 「でも」 「どうせ夜は家で海ちゃんたち待ってるんでしょ? ぱっぱと行ってぱっぱと買っちゃおう」 「凪、明日は」 「そうでもしないと春が考えてるうちに誕生日過ぎちゃうもん。 放課後迎えに来るから待っててね」