きっと君は大丈夫って言うから。 だから聞けなかった。 「春人」 「どうした?」 「帰ろうか」 「もういいのか?」 「うん」 家までの道もシヅキは静かで、俺たちはただ黙って並んで暗い道をゆっくりと歩いた。