今、人生最大のピンチを迎えています…。
目の前には金髪ピアスの不良!
めちゃくちゃ睨まれています(泣)
どうしてこんな状況になったか、遡るは今から1時間前...
今日は、入学式。
余裕を持って、登校1時間前に起きた私。やっぱり、入学式=第一印象大事ってことで、ゆっくり準備をしていた。
「柚葉?学校間に合うの?」と、お母さんの言葉。時間を見ると、7時50分!?
8時からなのに、、、
「いや、間に合わない!!!」と、家を駆け出して猛ダッシュ。
少し、都会感がある、この街は朝の出勤の人もいれば、登校の人もいる。
私の場合は歩き通学だから少し、余裕を持っても良かったんだけど、私はなんせ極度の方向音痴だから、絶対道に迷う。
それを推定して、早めに出る予定だったんだけど、完全遅刻確定。
...と、分かっていても、走らなきゃ間に合わない!!!
それだけを考えていたら、
ドーン!!!
「いってぇなー...。」
男の人とぶつかってしまった...。
で、今の状況ってことです。
「その制服って、花園だよな?道こっちじゃねぇぞ?」
「え?」
金髪ヤンキーは、そう言うと、私の手を取り、走った。どこへ向かってるのか、私には、全くわからなかった...。
「あの、あなたは...、だ、大丈夫なんですか!?」
「何が」
えっと、えっと、何がなんだろうか...、
やばい、怖いのと遅刻で頭が全く回らない!
どうしよう、
「あなたの用事とか...???」
「なんか、あるように見えるか?」
見る限りは高校生に見える。ただ、学校は違うのは確かだ。
「つーか、お前方向音痴だろ?」
「なんで分かったんですか?」
あとから考えて見たら、こんな質問おかしいよね、あはは...。
もう、走り出してから10分は立ってる。
「いや、俺の学校方面に来てさ、花園って全然ちげーじゃんって思ってさ。」
てことは、金髪ヤンキーの、学校に行っていた...ということですね。
ある意味奇跡!?って言ってる場合じゃない!お母さんに怒られるだけじゃん…。あー、最悪。
「着いたぞ。」
「ありがとう、金髪ヤンキーさん。」
そう言うと彼は、笑って、
「金髪ヤンキーは、やめろよ、俺は、新庄 楓。名前くらいあるよ。おチビちゃん?」
今、今、ちびって言ったよね!?
「私だって名前あります!!!楠木 柚葉っていう名前がね!!!」
「いや、知ってる」
なぜ!?なぜだ!
キョロキョロしてると、新庄くんは私の、胸ポッケのところを見て指さした。
「名前書いてあったかぁ!ありがとうございます!楓くん、」
これが私と、金髪ヤンキー、楓くんとの出会いだった。
目の前には金髪ピアスの不良!
めちゃくちゃ睨まれています(泣)
どうしてこんな状況になったか、遡るは今から1時間前...
今日は、入学式。
余裕を持って、登校1時間前に起きた私。やっぱり、入学式=第一印象大事ってことで、ゆっくり準備をしていた。
「柚葉?学校間に合うの?」と、お母さんの言葉。時間を見ると、7時50分!?
8時からなのに、、、
「いや、間に合わない!!!」と、家を駆け出して猛ダッシュ。
少し、都会感がある、この街は朝の出勤の人もいれば、登校の人もいる。
私の場合は歩き通学だから少し、余裕を持っても良かったんだけど、私はなんせ極度の方向音痴だから、絶対道に迷う。
それを推定して、早めに出る予定だったんだけど、完全遅刻確定。
...と、分かっていても、走らなきゃ間に合わない!!!
それだけを考えていたら、
ドーン!!!
「いってぇなー...。」
男の人とぶつかってしまった...。
で、今の状況ってことです。
「その制服って、花園だよな?道こっちじゃねぇぞ?」
「え?」
金髪ヤンキーは、そう言うと、私の手を取り、走った。どこへ向かってるのか、私には、全くわからなかった...。
「あの、あなたは...、だ、大丈夫なんですか!?」
「何が」
えっと、えっと、何がなんだろうか...、
やばい、怖いのと遅刻で頭が全く回らない!
どうしよう、
「あなたの用事とか...???」
「なんか、あるように見えるか?」
見る限りは高校生に見える。ただ、学校は違うのは確かだ。
「つーか、お前方向音痴だろ?」
「なんで分かったんですか?」
あとから考えて見たら、こんな質問おかしいよね、あはは...。
もう、走り出してから10分は立ってる。
「いや、俺の学校方面に来てさ、花園って全然ちげーじゃんって思ってさ。」
てことは、金髪ヤンキーの、学校に行っていた...ということですね。
ある意味奇跡!?って言ってる場合じゃない!お母さんに怒られるだけじゃん…。あー、最悪。
「着いたぞ。」
「ありがとう、金髪ヤンキーさん。」
そう言うと彼は、笑って、
「金髪ヤンキーは、やめろよ、俺は、新庄 楓。名前くらいあるよ。おチビちゃん?」
今、今、ちびって言ったよね!?
「私だって名前あります!!!楠木 柚葉っていう名前がね!!!」
「いや、知ってる」
なぜ!?なぜだ!
キョロキョロしてると、新庄くんは私の、胸ポッケのところを見て指さした。
「名前書いてあったかぁ!ありがとうございます!楓くん、」
これが私と、金髪ヤンキー、楓くんとの出会いだった。

